日本三大修験道の山、霊峰・英彦山山頂の惨状
令和7年に英彦山神宮のご尽力により、中岳山頂の「御本社(上宮)」が修復されました。江戸時代の天保13(1842)年に建立されて以来、実に183年ぶりに神々しい姿がよみがえったことになります。上宮修復に関わられた関係各位のご努力に、深い敬意と厚い感謝の念を表する次第です。
>>上宮再建の様子はこちら
しかしもう一つ復元すべきことがあります。
それは昭和30年代後半から50年ごろにかけて、多くの登山者が捨てた大量のゴミの回収です。中岳南斜面には山頂から投棄された空き缶やビン、弁当ガラやビニール袋が散乱し、場所によっては1メートル近く層をなしています。
この山頂付近は、ブナの原生林と熊井笹に覆われた清らかな場所です。そこに大きな負の遺産が残っているのです。昭和の当時は自然保護の意識も低く、ほとんどの日本人が平気で山の中にゴミを捨てていました。今となっては誰を責めることもできません。しかし人間の手で汚した自然は、人間の手できれいにするしかありません。
そこでこの度、英彦山神宮との共催という形で「山頂美化プロジェクト」を立ち上げました。
山頂のゴミは100m四方ほどの広い範囲にわたっており、少なく見積もっても約10トン程度のゴミがあると思われます。これを回収して麓に降ろすには多くの人々のご助力が必要です。完全なるボランティアになりますが、何とぞあなたのお力をお貸し下さい。
文責:プロジェクト代表 佐々木英治



